抜粋 目覚めさせるべきダイヤモンド

人間の内面における最も崇高な部分であり、貴重な宝石として人間の中から目覚めるべき倫理、魂、霊の美徳についての、真の社会学およびヒューマニズムの書。

 

「学術的できちんとした原則は、市民としてまた礼儀として、社会的に大変重要な美徳を確かに表している。これらは人間的な意識と神聖な意識を別のオクターブに到らせ、最終的には真の霊的状態を具現するための誕生の土台となるものである。私たちがその必要性に気付くなら、進むべき明確な方針を持つことができる。」

「正しく、秩序があり、礼儀正しく、誠実で、尊敬でき、控えめで、規律があり、状況に適応できて、忍耐強く、勤勉な人は道徳性や社会性の美徳を持つ人であり、このため、どこに行こうと常に認められ、尊敬されるようになる。」

「責任というのは、私たちが発育し実行すべき様々な義務における真剣さ、という基本である。毎日の様々な約束や行動において責任感がある人は、常に信頼がおける。なぜなら自分の義務を果たす人だからだ。また、周囲の人々の間では、典型的な尊敬の象徴となる。」

「マナーとも呼ばれる基本的な規律は、それ自体私たちが身につけなければならない規則の集合であり、それを用いることで私たちは行動においても言葉においても、尊厳や優雅さ、尊敬、品位、注意などをもってコミュニケーションができるようになる。」

「真実という美しい美徳は、創造主である至高神により支配される聖なる象徴であり、死後の過程においては、マアト女神が体現している。 この美徳は、現実、誠実、真正、正しさ、正確等と全く同義であり、あらゆることにおける正直さと結びついたすべてのものである。」

「宇宙的振動である愛の光が、無限の神聖なる震央を形作っている。なぜなら、それは全てのものの普遍性、つまり、まさに父なるアモン・ラー、全能なる神と、存在しうるもの全てに溶け込んでいる、星で満たされた宇宙の母なるウラニアがおわします所にあるからだ。」