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星と天体の人間への影響

宇宙学と科学

この興味深い宇宙学および心理学の書を通して、著者である、著名な作家エルネスト・バロン氏は、大変関心の高いテーマ、そして宇宙から届くエネルギーの影響についての知識へと、私達を近づけてくれます。これは、ありふれた占星学の本ではなく、私達が心理的な深みをもって自分自身をそこに見出すことのできる、天文学および占星学の書です。

そのページを通して、古代より既に人は、その生活が天体や惑星、星座等から届く様々なエネルギーと結びついていることを知っており、そこでは占星学が天文学と調和のある形で共存していたことを見出すでしょう。というのも、あらゆるものの起源であるコスモスや天体のエネルギーが研究され、知覚されていたからです。

そうして本書の第一部で著者エルネスト・バロン氏は、天体-心理のエネルギーが、重要な文明や民族に欠かせないものであり、エジプトやシュメール、マヤ、ケルト等の民族は星々の動きやその影響について知っており、それらを考慮していたことを私達に発見させます。ですが、これは

単なる過去のものではなく、この現代においても、粒子物理学者や天文学者達は、やはり大量の宇宙エネルギーを受信していますが、その多くについて、いかに解釈すれば良いか判らずにいます。

また、この第一部で著者は、占星学と天体崇拝、つまり天体を崇拝する歴史を興味深い形で網羅し、最終的に自分自身を知る自己認識における占星-心理学の重要性を浮き彫りにしています。これは、心理学や社会学と共に、人が自らの内面に入るよう促す大いに有益な道具となるものです。

占星学は今日、公式の場では関心が失われたようですが、しかしながら真剣に研究するなら、私達を定義するその星座に応じて、振る舞いや性格、傾向、愛着、生活-心理的態度等について掘り下げ、それらを知るために極めて重要なものです。

そうして、本書の第二部では、フルカラーの興味深いイラストと共に、様々な黄道宮の星座や、また各人にどのように影響を与えるのかについて、そのプラス面とマイナス面を、その特徴となる要素や個人の類型、鉱物、植物、花、

香り等と共に、また他の星座との関係について、相性、有名人等も併せて、極めて詳細に定義し、各星座についての包括的かつ深い視野を私達に示しています。

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