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魔法の地、ケルト

人類学と神話学

この興味深い作品で、著作家、人類学者、研究者であるエルネスト・バロン氏は、「魔法の地、ケルト」というタイトルの下、心躍る魅惑的なテーマを紹介している。歴史は、古代ブリタニアのケルト民族やドルイド達のことを適切に評価していない。

 

この本には、著者自身が行った、現在まで残るケルトの神話や伝承、考古学的遺跡などの調査・研究の成果が記されており、電磁エネルギーや宇宙学、科学等における偉大な知識を所有していた民族の知恵を読者に伝えている。

 これは、単なる人類学書以上のものである。私たち自身の起源と私たちを繋げ、さらにその先へと導く。この書は、この古代の民族が残した、私たちの文化的、人間的、そして科学的発達にとって大きな価値のある遺産について、解き明かしている。

著者は、「イペルボレアの魔法」とその宇宙とのつながり、自然の魔法の力とつながる「ケルトとドルイドの神秘」、「ケルトの神々」と、まだ多くのヨーロッパの町の名前や祝祭、習慣に残る彼らの伝統についての研究に私たちを案内する。 

この作品の第2部では、巨人と、巨大な巨石建造物の研究に入る。「ストーンヘンジ」または「巨人の踊り」の環状列石等、昔も今も多くの興味をかきたてているテーマを紹介し、高等な人間の手により造られたこの奇跡がなぜ、またいかにして存在するようになったかについての知識を明らかにしている。

本の第3部では、著者は、この偉大な民族から受け継いだ魅惑的な知識を伝えている。まず、1980年以降、毎年春から夏にかけて小麦畑に描かれる「イギリスのミステリーサークル」の出現する不思議な地帯と非常に関連の深いテーマについて、後に、地上におけるコスモスの投影である「レイライン」の謎を明らかにし、「話をする魔法の石」という物議をかもすテーマについて分析している。 

ここで紹介しておきたいもう一つのことは、この作品には大変人類学的な価値の高い、美しい画像やグラフィックが掲載されていることだ。これらが疑いなく、自然の力とその神秘について知っており、現代人に多くのことを教えることのできる、この古い民族の魔法の世界へと私たちを連れて行ってくれるだろう。

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